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三菱商事 フォーブスメディアタワー

三菱商事のフィリピンへの進出。勢いがすごいです。
つい2日前にも、三菱自動車の比子会社および双日らとの間で、三菱自動車向けの融資に特化した合弁金融会社設立で合意した。日本側が合弁企業の60%株式を所有する。

 

日本企業の大小に関わらず、また政府やいち市民もフィリピンへの進出が目覚ましいこの頃です。

Century breaks ground for world’s first Forbes Media Tower

Posted at 02/03/16 12:14 PM

MANILA – Century City Development Corporation (CCDC), a unit of Century Properties Group Inc., and Mitsubishi Corporation have broken ground for the world’s first Forbes Media Tower in Makati City.

The 35-storey office tower, located in Century City along Kalayaan Avenue, is a P4.5 billion project that is expected to be completed in 2019.

The tower aims to serve the world’s business leaders with a total gross floor area of approximately 95,000 square meters.

“The Forbes Media Tower aims to become an address of choice for both multinational as well as leading BPO [business process outsourcing] corporations looking to participate in the booming BPO sector, which generated $21 billion and now employs 1.3 million people, serving as a key growth catalyst and will continue as a growth driver of business in the foreseeable future,” said Century Properties chairman and chief executive Marco Antonio.

CCDC and Mitsubishi Corporation have signed a joint venture agreement to develop, lease out, and maintain the world’s first Forbes-branded commercial building through Century City Development II Corporation (CCDCII), of which CCDC and Mitsubishi have 60 percent and 40 percent ownership, respectively.

The agreement stipulates that CCDCII will finance the projected P4.5 billion total project cost through P2.3 billion of equity from CCDC and Mitsubishi, and a 10-year, P2.2 billion senior loan granted by the Bank of Philippine Islands (BPI).

CCDCII and Mitsubishi Corporation signed the loan facility with BPI as lender in November 2015.

Proceeds from the senior loan agreement will be used to partly finance the tower. The balance of P2.3 billion will be funded through equity contributions of 60 percent from Century Properties and 40 percent from Mitsubishi Corporation.

http://news.abs-cbn.com/business/v1/02/03/16/century-breaks-ground-for-worlds-first-forbes-media-tower


 

プレスルーム

2015年9月8日
三菱商事株式会社

フィリピンにおけるビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO*1)事業者向け大型オフィス開発事業参画について

三菱商事株式会社(以下、当社)は、フィリピンの大手不動産デベロッパーであるCentury Properties Group Inc.社(以下、センチュリー社)と、同国マニラ首都圏で最大のビジネスエリアであるマカティ市内の大型オフィス開発事業(地上34階、延床面積約6万㎡、以下、本プロジェクト)に参画すべく、センチュリー社傘下の特定目的会社の株式40%を取得致します。
センチュリー社のフィリピン国内での豊富な不動産開発実績と、当社が世界各国における不動産開発事業で得たノウハウを融合し、質の高いオフィスの開発を行って参ります。又、本プロジェクト推進にあたり、現地大手財閥アヤラ系の銀行であるBank of the Philippine Islandsから開発資金を調達することで、事業の資金効率を高めて参ります。
フィリピンは過去3年間、GDP成長率年6%以上と高い経済成長を遂げています。若い労働人口の増加や、安定した政治体制等を背景に、今後も東南アジアに於いて最も成長が期待できる国とされております。中でも、高い識字率や英語力を活かしたBPO産業は、フィリピン経済の最大の牽引役となっており、2015年には同産業就業者が100万人を突破し、売上規模はフィリピンの全GDPの6%強を占めるに至っています。一方、主要都市部ではオフィススペースが不足しており、BPO事業者が求める優良なオフィスに対するニーズは高まっています。本プロジェクトは、当該ニーズに応えるべく、BPO事業者のオフィス需要を満たすことを主眼に開発を行っております。
当社は、日本の高い技術や商品企画力を活かし、成長著しい東南アジア諸国において高付加価値な不動産の開発事業を推進していく方針です。フィリピン国内ではセンチュリー社との協業を拡大させると共に、ベトナム、インドネシア、ミャンマー等他の東南アジア諸国に於いても質の高い不動産開発事業を積極的に展開して参ります。
 三菱商事_-_プレスルーム_-_2015年_-_フィリピンにおけるビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO_1)事業者向け大型オフィス開発事業参画について___三菱商事
*1:業務プロセスの外部委託。代表的にはコールセンターやソフトウェア開発等。
(参考資料)
<各社の概要>
(1) 三菱商事株式会社
本社所在地 : 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
創立 : 1954年7月
資本金 : 2,044億円
事業内容 : 地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業の7グループに、ビジネスサービス部門を加えた体制にて幅広い産業を事業領域として多角的なビジネスを展開。
代表者 : 代表取締役社長 小林 健
(2) Century Properties Group Inc.
本社所在地 : フィリピン共和国 マニラ首都圏 マカティ市
設立 : 1986年
事業内容 : フィリピン証券取引所に上場し、過去約30年に亘り、集合住宅、オフィス、商業施設等計20件以上の開発実績を持つ現地大手総合不動産デベロッパーの一社。
代表者 : Jose. E. B. Antonio, Chairman & CEO
(3) 計画概要
計画地 : フィリピン共和国 マニラ首都圏 マカティ市
建物名称 : Forbes Media Tower
土地面積 : 3,166㎡
延床面積 : 60,769㎡
階高 : 地下5階 地上34階
用途 : オフィス、一部商業
工期 : 2015年~2019年
総事業費 : 約45億フィリピンペソ(1フィリピンペソ=2.7円換算で約121億円)

http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2015/html/0000028501.html

 

 

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