ドゥテルテ氏 優しい?

6月9日のまにら新聞から
報道関係者殺害
ドゥテルテ氏、「報道関係者の殺害を正当化したわけではない」と弁明
[ 325字|2016.6.9|社会 ]   

国連特別報告者が、殺害された一部報道関係者の汚職関与を指摘したドゥテルテ次期大統領の発言を非難したことを受け、次期大統領は8日までに、「報道関係者の殺害を正当化したわけではない」と弁明した。

次期大統領は、国連報告者は発言の趣旨を誤解していると主張、「『報道関係者であるという事実だけで暗殺の対象になるわけではない』と言っただけだ」と自身の発言を正当化した。

さらに次期大統領は「犯罪者に対して気高いジャーナリズム論は通用しない」と強調するとともに、「報道関係者を殺害した人物に対しては法の裁きを厳格に適用する」との考えを示した。

国連特別報告者の非難声明に対しては「彼らは働き過ぎで疲れているので、帰国して休んだ方がよい」と一蹴した。